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アラビア語長母音練習4日目ー。
ちょっと思いついて、前回の(上)と今回の(下)並べて見ています。
前回4番目のが語頭ث(サー)と
今回1番目のそれはن(ザール)ていう文字なんですが。
ثの音は「thinkのth」=「th」
نの音は「thatのth」=「dh」
て説明がされていて、
はー、よくわかる、ってなったのですけど。
逆に言うと
英語めっちゃ難しいですよね。
同じ綴りなのに相当音が違うやん。
そしてر(ラー)は、英語の巻き舌よりも
強く発音します。
自分は「巻き舌得意勢」なので得意げです。ر!ر!
しかし書くのはバランスが難しい。
日本語で言うと「し」とか「つ」とかのレベルで難しい。
たぶん。
一番下のصは、口の中でこもるような「s」の音。
鼻にかかるような感じで
「すぉぁ、すぅぃ、すぉぅ」・・・
出してみているのですが。
合ってるのかい?
日本語では一番表しにくいかも。
合ってるのかい?
首をかしげながら
次回に続くー。
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長母音練習の3日目だよー。
先日のも併せて写真を撮ってみました。
というか、ちょっと上手になってきてないか?
んー。まだまだ。
アルファベットの順で書いていっているのですが、
一番右端に書いていってるのが
英語とかで対応する一般的な読みみたいな感じ
アー、バー、ター
までが前回書いた分、その次が
サー(thの音)
ジーム(jの音)
ハー(ちょっと柔らかめのh)
ハー(khみたいな音)
ダール(dの音)
ダール、の文字の前には
文字を繋げて書かない、という規則があって、
ここでようやく
アリフ、ヤー、ワーウの独立形
やっと会えたね。
これからまだまだお世話になります。
ي ヤーはy、
و ワーウはwに相当する文字。
お、なんとなくその規則は
分かりやすい気がするぞ。
そういえばこの繋げて書くときに点を書くタイミングは、
ひとつなぎ書いたあと、
まとめて書いたらいいようです。
点にも書き順があって、
ふたつあるときは左、右
みっつあるときは左、上、右下、に
戻りながら書いていくような感じです。
続くよー。
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一行目は、アッサラームアレイクム!
そう書きうつしてみて、いきなり気づくのです。
ひとつずつの文字がどこまでか、まったくわかっていないことに。
ا は a。
それはさすがに覚えた。アリフって言うんだよ
(語源は「アルファベット」っていう言葉と同じなのかな。
ぱっと調べたけれどわからなかった。要研究)
م は m。
であることが、どっちの単語もmの音で終わってるので
推理でなんとなく想像がつく。
あと
س の wっぽいところは、
かたちがキリル文字の ш に似ていて
偶然だと思うけど、音も似ている。
しゅ、とか、し
みたいな音の文字。
が、このسは、いったいどこからどこまでがس・・・?
で。
あきらめてもっと基本から書く練習をする。
私の使っているテキスト。
この本ではアルファベットを書く練習が終わったら
アルファベットの連結、ただ繋げて書くやり方。
でその次が長母音。
そのあとやっと挨拶表現・・・。
二行目はアーイーウー
三行目はバービーブー
四行目はターティートゥー。
て練習してるのが最初の写真です。
そうそう、アラビア語の母音は3種類なんだよ!
でもアルファベットは(半分記号みたいなのも入れて)30文字だよ!
こんにちは
ٱلسَّلَامُ عَلَيْكُمْ
って鉛筆で書けるように。練習練習・・・。
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その時私が開いた本は、「ギリシャ語練習プリント」。
この文章は、以前別のブログで自分が書いていた文章の転載です。
がんばって書いたの。なのでほぼそのまま載せます。
おすすめしたい本なのです。
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河島思朗監修「ギリシャ語練習プリント」(小学館、2017年)
古代ギリシャ語の入門書です。
全体に文字の練習のページからフォントがかわいらしい。
特にギリシャ文字のフォント。
真似して書き方だけ練習することしばし。楽しい。
カタカナ語の起源になっている言葉もたくさんあるみたいです。
「アスパラガス」
「マニア」
「カリスマ」
などなど。他にも
ぐん、とページを飛ばしてパッと目に飛び込んできた単語
”φυχηϛ ιατρειον”
(プシューケース イーアートレイオン)は
「魂の診療所」と綴って「図書館」という意味になるそうです。
かっこいい。その名前感覚すごく好き。
そして
"βρομα θεων"(ブローマ テオーン)は
「神々の食べ物」と書いて
「キノコ」と読む。
食べたら死ぬ人が多かったからか。すばらしいな。
死ななかった人は「神に選ばれた者」と呼ばれたのだろうな。
きっとそうだ。そこにも語られなかった物語があるに違いない。
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しかし 「名詞のιατρειονは中性単数主格」で、
・・・というようなことが書いてあって早くも
「あー文法がちょっと大変そうだなー」と思うわけです。
中性ということはもちろん男性と女性があり
単数形と複数形は英語で慣れている。よし。で、
名詞の格が、主格
属格
与格
対格
呼格・・・呼格?
「神よ」とか「アポロンよ」とか叫ぶときには呼格だね。
承知した。
ギリシャ語ならでは、ぽくてすごく良い。許す。
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中盤から後の例文をぱらぱらと見ていきます。
”φιλομαθης γαρ ειμι”
(ピロマテース ガル エイミ)
”παντα ρει”(パンタ レイ)
「万物は流転する」はヘラクレイトス。
そんなかっこいい文章が、例文。
ああ、いい。とか言ってる自分は変態上等。
他にもなじみがあったり聞き覚えのあるフレーズが紹介されながら
文法的な解説がされています。
ので、パラパラめくって拾い読みするだけで楽しい。
がっつり勉強したらもっと楽しいだろうな!
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あと、この文章を書くのにはギリシャ文字をIMEパッドで探すので
けっっこう
時間がかかりました。
αが見つからないのでそれだけ「あるふぁ」って書いて変換して書いたり。
もうちょっと勉強してまた面白い部分を見つけたら書きます!
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告白します。
自分は「かわいい文字をなぞると、キモチガアガる変態」
であります。
写真はちょうど今月始めたアラビア語の練習帳。3日目。
超難しい。
ちなみに右から左に書くのです。
あえて写真をアップするけど、超恥ずかしい。
しかし!
これからきれいに書けるように、筆順も覚えて、勉強中。
刮目して待て。
で、そんな性癖を知っている友人から紹介された本がこちら。
「ベルベル語とティフィナグ文字の基礎: タリーフィート語(Tarīfīt)入門」
今すごくAmazonさんでお値段が上がってしまっていますが、
本来の価格は5000円程度の本です。
春秋社さま重版を・・・ぜひ・・・。
表記はアラビア語でされることもあるらしい。
いつかエジプトに行ってピラミッドみるねん!と決めている自分ですが、
ぜひその次に行きたい国モロッコ、と、心に決めたのであります。